3/31付けで pkgsrc-2025Q1 のブランチアナウンスが出たものの、 firefox の更新を待って現行バージョンになるまで待とうかな、と思っているうちに体調を崩したりなんやかんやで6月になってしまい pkgsrc-2025Q2 も近づいてきてしまったので、区切りとして NetBSD/amd64,i386 10.1 ておくれLive Image 20250601版を作ってアップしました。
http://www.ceres.dti.ne.jp/tsutsui/netbsd/liveimage/
更新内容は以下:
20250601版
- pkgsrc-2025Q1 更新バージョン
- pkgsrc-2025Q1 のツリーから以下を更新しています
- pkgsrc-2025Q1 の主な更新は以下
- mikutter 5.1.1
- nantodon 0.5.0
- ruby 3.2.8
- perl 5.40.2 CVE-2025-40909 の修正 は間に合ってません
su
して/bin/sh
が立ち上がったときにコマンドライン編集とタブ補完が デフォルトで有効にならなかった問題を修正 (#63)- Live Image の FFS について FFSv2 を使うように修正 2038年問題も近づいてきたので
- Live Image 作成スクリプトの書式を動作に影響ないところでいくつか修正
~/.Xresources
に xterm で sixel 有効にする設定を追加- mozc 2.29 については 今回も検証と amd64/i386版のビルド手順切り換えのスクリプト修正がダルくて今回も見送っています バイナリ自体は作ってあるので
pkg_add
すれば動くはず……
上記の通り、何年直してなかったのかと言われそうなタイミングですが「su したときにコマンドライン編集とタブ補完が効かなかった問題」が NetBSD 本体の問題だったと気づいたので Live Imageでも修正しています。NetBSD本体側では次(?)の NetBSD 9.4 もしくは NetBSD 10.2 では直るはず。いい加減 tcsh なんてやめて bash にしろ、と言われそうですが、自分用なので……
mozc 2.29系の更新は今回も挫折。
いつもの通りオレオレ pkgsrc-2025Q1 バイナリ も上げてあります。
pkgsrc-2025Q1 については、 samba4 が NetBSD/i386 10.1 でビルドできなかったくらいですが、これはすでに修正しています。
これ以外は特に目立った更新や気づき事項はなかったかと思います。
今回の Live Imageでは入っていませんが、次の ibus 1.5.32 では「IME OFFにしてもウインドウのフォーカスが外れるまで変換ウインドウが消えない」という問題があり、調べようと思いつつ進んでいません。(次回 pkgsrc-2025Q2 版までにはなんとかしたい)